MARVEL PUZZLE QUEST
往年の名作、パズルクエストのマーベルバージョンのソシャゲーある。(steamのPC用もあるよ!)
パズルを1マスだけ動かして3個以上を縦か横に並べて消すって奴。
わかりやすくいえば「キャンディークラッシュ」と同じ。
いくらパズル性が面白いとはいえ、食べるお菓子を並べて消滅させるというチャーリー工場長も驚きの非生産的パズルゲーにはあまり興味を持てなかったが、RPG要素のあるパズルクエスト、しかもマーベル。どちらもはまっているくちなので、gobyuがこれを遊ぶのは必然。
ここでは、まだこのゲームを未体験の人に是非ともプレイしていただきたく、ゲームの紹介をする。
以降ちょっと褒めすぎなところはあるが、そもそもソシャゲ自体がアレだと思うし、プラマイ0ということで。
実際結構面白いんだ。
■ゲームの魅力
1.戦略性が高く、パズルゲームでありながらキャラクターの個性が光る。キャラクターゲームとしてだけではなく、純粋な対戦型パズルとしての面白さがある。
→チームを組んだキャラクター同士のコンビネーションや、対戦相手へのメタ要素など。スキルそのものも個性豊かで、いろんなキャラクターでいろんな戦い方をしたくなる。また、原作ファンの納得のキャラクターらしいスキルたち。パズルゲームでありながら、納得がいく効果を発揮してくれる。
2.秀逸なゲームバランス。○○ゲーと呼ばれることがない。
→レア度ごとの性能差はあるものの、多くのキャラクターでも十分に戦える。
3.上級者に一方的にいたぶられることは少ない。いつも同等の相手と戦える。
→自分の手持ちによって対戦相手が決まる。自分の現状でいつでも最大に楽しめる。
4.課金しなくとも、割とキャラクターがそろう。
→毎日のようにイベントが行われており、目標達成や入賞で、課金した時と同内容のガチャや、そのガチャでの当たりキャラクターをそのままもらえる。さらに、ランキングなどは、ほぼ自分と同実力の相手と競争する。初心者でも上位で上級報酬をもらえる。
ガチャで運をもって強くなるのではなく、毎日じっくり遊んで強くなる感があるので、なんだかオンラインゲームぽい所も魅力。
■ゲームストーリー背景
翻訳されているDARK AVENGERSというシリーズのコミックが舞台になっている。
※ちなみに、ダークアベンジャーズシリーズの最初の一冊なので、
これ以降にもダークアベンジャーズ続編、番外編などが延々と続く。
大まかなストーリーは、アイアンマンやソーといったアベンジャーズの面々が退かれ、代わりに寄せ集めのヴィラン(悪者)がアベンジャーズになるって話。
ヒーローよりも癖の強い悪党共の個性と、それを束ねるスパイダーマンの宿敵、初代グリーンゴブリンさんの葛藤が楽しい、読みやすいシリーズ。
そいつら含め、おなじみウルヴァリンやスパイダーマン、アイアンマンなどのメジャーキャラクターを中心に、人気のありそうな奴らから、他に入れる奴あるだろうと言ったラインナップが揃っており、一定期間ごとに新たなキャラクターが追加される。
■ゲームルールについて
プレイヤー自分で育てたキャラクターを三人まで選出し、パズルで対戦を行う。
一つのパズル盤面を自分と相手で交互に動かしてパズルの色を揃え、その揃った色によって発生したコストでキャラクターの必殺技を使い、相手の体力を削っていく対戦式パズル。
対戦はステージを選択しCPUと戦い、その成績で相手と競うイベントモード、他のユーザーのチームと対戦できる対戦モードがある。対戦といっても、相手とリアルタイムで操作するのではなく、相手の育てたチームをCPUが操作する。
サーバーは全世界共通。つまりマーベルに情熱をかける本場アメコミオタクどもと真っ向勝負ってわけだ。ジーザス。
ただ、上記で挙げたように自分の強さに応じたグループに勝手にマッチングされるので、実力差のある上級者にひたすらボコボコにされることはない。
さらには、イベントの開始時間と終了時間を、ある一定の期間内から自分で選べる。都合のよい時間に設定して遊べるので、ゲームのイベント時間に(それほど)振り回されることもない。
■バトルとスキルについて
ユーザーは最大三人までヒーローかヴィランをチームにできる。
パズルでAPというコストを集め、必殺技を放ってHPを削って倒す、というのが一連の流れだ。
HPは戦いが終了しても回復せず、時間で自動回復、またはアイテムで回復できる。体力が回復するまで休んだり、他の持ちキャラクターでプレイしたり、アイテムで回復して酷使させるのもよし。そのアイテムもまた10個まで自動回復するのでほどよく遊べる。
キャラクターの必殺技はなかなかに面白い。
単に相手にダメージを与えるものから、強化、妨害、回復といったRPGのような基本的なラインナップ。また、キャラクターのスキル性能がそのキャラクターの背景や能力、性能に沿っているので、バラエティー豊か。似たような性能のキャラクターは殆どいない。
わかりやすいのは、スパイダーマンがウェブを放ち相手を行動不能にするとか、ハルクが殴られて怒ると強くなるとか。
・キャラクターの成長とスキルについて
単純にレベルを上げるには、なにかしら手に入るiso-8というクリスタルを使えばいいのだが、問題はスキルの強化。
キャラクターには最大で三つまでのスキルが用意されていて、キャラクターカード一枚一枚は、その三種類のうちのスキルの一つを持っている。つまり、そのキャラクターは所持している三つのスキルのうち、その一つしか使用できない。この状態では、そのキャラクターは正直戦力にはならない。
それを増やすには、また同じキャラクターを手に入れて、別のスキルを持っているものと合成する必要がある。同じスキルの場合はそのスキルが強化される。
スキルは一つにつき最大でLV5。
つまり、一つのスキルを最大まで発揮させるには、同一スキルを持つキャラクターを5枚手に入れないといけない。
スキル強化の最大値が3つ合わせて13だったりするので、13枚あつめてやっと最終形態になるわけ。
「同じカードが被るほどうれしい」という、ソシャゲでは割と珍しい状態になる。
そして、LV1でも持っていればリアルマネーでスキルを上昇させることもできる。
つまり、キャラクターを最大成長させるには、
1.キャラの持つ三種類のスキルカードを13枚集める。
2.キャラクターのスキル1、2、3を一つずつ集めて、金を使って最大値まであげる。
ということ。
カードゲームのパックを買ってパラパラにレアカードが集まった後にカードショップに同じカードを大人買いに行くのと同じ寸法だ。
このスキルの総量でキャラクターレベルのキャパも増えるし、スキルの性能も大きく上昇する
スキルの値は性能に直結し、☆2のスキルMAX>☆4の微妙スキルですらある。
■キャラクターの入手、ガチャについて
このゲーム、実は課金してまでガチャをやる必要がない。特定のキャラクターを直接手に入れる方法があり、課金ガチャを引く権利が多く手に入るから。
ゲーム内では常に何かしらのイベントが行われており、そのイベント内で勝利を重ねるごとにポイントが獲得でき、そのポイントの到達点や終了時の順位で、ガチャ権利や課金コイン、レア度の高いキャラクターが獲得できる。 毎日ゲームを楽しめば、自ずと強力なキャラクターが何枚も手に入るようになっている。
・キャラクターのレア度とガチャについて。
キャラクターには☆1〜☆5までレア度が存在している。
☆5は記念品のようなものなので現状では考えなくても良い。
とりあえず☆4、もしくは中級者の主力☆3を集めるといいだろう。
てかてかと射幸心を煽ぐ演出がきた場合☆4確定だ!
・課金ポイントについて
このゲームの何よりの悩みどころは「キャラクターの所持可能数枠が非常に少ない」こと。
最初はガチャより、これを拡張していくことに専念した方がいい。
大会入賞やログインボーナスで獲得できるコインはガチャで使わず、かならず枠拡張に使用しよう。
このゲームは課金でできることは、あくまで無課金でできることの延長線上にある。ガチャを引かなければ強くなれない、ということもなく、コツコツ遊ぶことで何より強くなれる。
課金がより強く、ではなく早く強くなるための手段、であるという、海外ゲーム特有の要素だ。
■まとめ
アメコミが好きな人、またはカードゲームなんかが好きな人に是非オススメしたい。じっくりキャラクターを育てながら無課金でも十分に楽しめる。課金するともっと楽しいよ?
また、多くの日本製ソシャゲにある、「キャラクターを素材で合成、進化し、ガチャで新しいキャラクターをゲット」という、パズドラ式ゲームがちょっとマンネリな人にもオススメ。
ある程度初期投資をすると、それを元手に課金が不必要な程にキャラクターが集まるので「払った分は得している」感は出る。ただし、いろんなキャラクターがあって、その組み合わせや性能を生かすことが楽しいのに、その色々な楽しみ方にたどり着くのが成長の先、という面が少し残念ではある。
まあ、アニメな萌えキャラがいない以上、日本では流行らないけどね。
いや、でも可愛い子いるよ? ほら
まるで本物のコスプレイヤーみたいだぁ…(失礼)
おわり
ちゃんと可愛いのもいるよ